Original Color
銅下
打感の柔らかさを忍び込ませる
ダブルニッケルメッキの下地に5~10μm乗せることで打感の柔らかさを演出します。
海沿いのコースで塩害による腐食から防ぐのにも有効です。
銅は十円玉の主成分であることから周知の通りすぐさま変色していく表面処理として、長年商業的に採用されずに来ました。ただ、貴金属の中で金以外唯一の有色であることからユニークな見た目を好まれる方に対して、カスタムを中心に広がりを見せています。また、硬度が軟鉄の半分であることから打感の柔らかさを求めてウェッジなどに採用される方も多くいらっしゃいます。
金以外唯一の有色貴金属
硬さは軟鉄の半分で
柔らかい打感
十円玉の様に経時変色
通常のメッキ下地に銅メッキを挟むことで次の効果が得られます。
・打感の柔らかさ。軟鉄の半分の柔らかさから、感覚的にも意識的にも柔らかい打感が演出可能です。
・重量2グラム程度アップ。10μmを狙って銅メッキを載せるため、約2グラムの加重となります。
・塩害に強くなる。メッキ屋と一部のゴルフメーカー開発陣しか知らない豆知識ですが、銅は塩害に強いため、リンクスコースなどで使用されるアイアンにはこの仕様が適用されるケースが過去ありました。
お勧めのカスタムメッキクラブの種類
参考例
※既存のクラブをカスタムすることでオリジナルのクラブが完成します。
※銅仕上げは、軟鉄以上の打感を追求する為ダブルニッケルメッキ処理は行っておりません。そのため、銅メッキ層のみとなっており、耐食性や耐久性に関してはその他の処理に劣ります。ご了承願います。