ゴルフメッキ工房 ブログ
アルファメックによるゴルフメッキ工房ブログです。
ゴルフメッキ工房では、オリジナルゴルフヘッドの製作を主な業務として営業しています。
カスタムヘッド製作やゴルフのことなどを現場から発信していきます。
ゴルフとビジネス④
ゴルフ人口を一人でも増やしたいという目的から始めた連載ですが、4回目を迎えております。前回はゴルフ婚活について書かせて頂きました。ビジネス上でお付き合いしたい相手を異性と入れ替えれば応用できる内容と思いますので是非ご活用いただければと思います。
さて、ビジネスと言えば接待ですがじゃぶじゃぶお金を遣って相手を気持ちよくさせて、仕事を取りに行くというイメージが付いて回りますが、私が思う接待のあるべき姿は、相手の気持ちに負荷を掛けずに関係性を良好な状態にする際の手段だと考えています。
悪いイメージを払しょくしたい
ビジネス上の買い手と売り手が関係性を構築するために行われる接待ですが、売り手が取引をスムーズに進めたいとか、なんとしてでも契約を取りたいという商売上の手段としてお金を遣えるだけ遣って相手を喜ばせるというものであった場合、会社対会社の取引であれば購買担当者だけがそういった便益を享受できてしまうことから、社内で禁止されていたり多くの場合問題視されています。特に公務員に対して割り勘を超える飲食接待を行った場合、最悪の場合罪に問われるケースもあります。
ただ、買い手としても相手のことを知りたい、有利に取引を進めたいという気持ちがあるため、会食やゴルフで親交を深めるというのは必要であると考える人も多くいます。ゴルフをやったことが無い人でも、飲み会に行ったことが無い人はまず社会人でいないと思います。(もしかしたらコロナ禍なのでいるかもしれません)飲み会は、アルコールが体質的に受け付けない場合を除き、大抵の場合緊張がほぐれて冗談や時に本音を交えた話がゆっくりと出来るため、関係性を大いに進展させるのに役立つことがあります。
ゴルフの場合、ノンアルコールでも十分に同じかそれ以上の効果をもたらせると考えてください。
ゴルフで心のつっかえ棒が取れる
ゴルフの良いところは18ホールあるところです。18ホールずっと一言も交わさずにプレーすることも出来ますが、常に自分のボール、同伴者のボール、そしてグリーンとピンを見ながらショットの良し悪しに感想を言い合いながら進めていくことが出来ます。
ティーショットを打って、同じバンカーに捕まってしまったり、同じ方向からピンを狙った時、その難易度についてシンパシーを持つこともしばしばあります。
アルコールの話に戻りますが、私は接待の時に相手と同じお酒を飲むように心がけています。同じ料理を食べて、同じお酒を飲むことで、同じ感覚を共有していると、心の距離が縮められやすいと考えられるからです。ゴルフもまさに同じ様なチャンスが18回あると思います。アルコールで18回もそれをやってしまうと、次の日倒れてしまいますけど。
注意も必要
ゴルフは、相手を喜ばせることも出来ますが、怒らせることもそれだけ簡単にできます。場合によっては二度と顔も見たくないと思われることもあります。
例えば、言葉を選ばない人や、マナーが守れない人です。
ミスショットをした時にすかさず「ああ、あっちはOBですね。残念。」と言ったり、「そっちに打っちゃダメですよ。右向いてましたよ。」とかです。
失敗した後に、その場で対策の取りようがないことを言われちゃうと人間凹むんですよね。
それと、マナーは普段気にならなくても、自分の調子が悪いとき、原因を外に探す人の場合はやり玉に挙げられるケースがあります。
ラインを踏んだとか、音を立てたとか、マークをしないとか色々あります。ここはきっちりルールとマナーを学んで、どんな場合でも相手に後ろ指を指されないようなプレーを心がける他ないと思います。
お金の掛け方
プレーフィーを持つ、手土産を持たせる、行き帰りの送迎をする、反省会で会食をするなどあらゆる事が想定されますが、一般的にはプレーフィーはそれぞれが持ち、場内飲食費や手土産を持つというのが私の経験の中でよく見られるパターンです。
行き帰りの送迎については、送迎される側も自宅の傍まで来られることになるので、気を遣ったり、場合によっては近くのコンビニまで重たいキャディバッグを持って歩かせることになったりするため、伺いを立てて、無理やり行うということはよしたほうが良いです。人によると思います。
接待される場合
接待されることは殆どありませんが、される場合は出来るだけ喜んで受けてください。基本的に会食でもゴルフでも、レジャーなので接待する側は相手を喜ばせることで関係性を構築しようと考えています。取引がたとえ上手く行かなかったとしても、それはビジネス上の問題であって、接待で喜んでいたのになぜと言うのは時代錯誤です。
ビジネス上の問題点を聞き出しやすくすること、それが関係性の構築を目的とした接待で、行き過ぎた接待は関係性を良くもしますが、最悪の場合壊してしまいます。これを肝に銘じて、しっかりとした線引きをすることも大切です。
何かの参考にしていただければ幸いです。