チタン素材へのメッキアプローチ

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チタンフェイスにクロムサテンの処理事例のご紹介です。 チタンは靭性があり、飛距離が伸ばせるアイアンのフェイスに入れられているモデルがたくさんあります。一方で表面処理が、出来ないという製造業界の暗黙の了解もあります。弊社はチタンへのクロムメッキ直付けを始めとした各種表面処理技術を保有しており、チタンフェイスも、対応可能です。チタンと言えば飛び系クラブですが、昔ながらのクロムサテンの外観でライバルに差をつけたい方に如何でしょうか。※キャビティのバッジは処理で剥がれる可能性があり、現在マスキング方法を開発中です。 #アルファメック #ゴルフメッキ工房 #ゴルフ #メッキ #リペア #ゲンバ男子 #ゴルファー #修理 #SDGs #東成区 #大阪 #osaka #golf #チタン #硬質クロム #クロムサテン

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過去にご紹介させて頂いていたことはあったのですが、新規性のありそうな案件なので再びご紹介したいと思います。チタン素材へのクロム直付けという技術についてです。

チタンという素材の特性

一般社団法人日本チタン協会様のホームページによりますと、純チタン及びチタン合金の特徴は以下の通りです。(下記はそのホームページより引用させて頂きました)

  • 【軽量】チタンは、比重4.51で、銅の約1/2、鉄の約60%という軽さです。
  • 【高耐食性】チタンは、海水中では、白金に匹敵する耐食性を発揮、他の主要金属より優れています。
  • 【高比強度】 チタンは、重さあたりでは、アルミニウムの約3倍、鉄の約2倍の強度です。
  • 【無害】チタンは、金属アレルギーなどを起こしにくい、人体にやさしい安全な金属です。
  • 【不燃性】 チタン展伸材は、国土交通省から不燃材料として認定されています。

アイアンヘッド7番で言えば、太鼓の様にデフォルメしましたが、フェースをチタン素材に入れ替えることで、同じ重量(420g)でヘッドを大きく、重心深度を深くすることが出来るのです。そうすることでスイートスポットを広出来ます。また、チタンのしなりを利用した高反発化によって飛距離を稼ぐことが出来ます。

ステンレスとチタンフェースのイメージ図

チタンをメッキから遠ざけて来た問題点

チタンは元々非常に活性化されやすい(イオン化傾向が高い)金属なのですが、空気中や水中の酸素と一瞬にして結合することで二酸化チタンという非常に強固な不働態化被膜を形成します。そのため、それ以上酸化されない上に、海水にも強いという優れた性能を持つのです。

メッキ(主に湿式メッキ)では、表面に”何か”が付着していると密着不良になるのですが、チタンの場合その”何か”が強力過ぎて、一般的なメッキ技術として定着していないのが現状です。

そのため、メッキに詳しければ詳しいほど「チタンはメッキ出来ない」という常識を持って、あえてメッキから遠ざかるようになってしまっています。

そもそも何故チタンにメッキが必要なのか

それはズバリ言って、カッコいいからに他なりません。

例えば下の写真はゼクシオ7ですが、印象はどうでしょうか?これはクロムミラー仕様にメッキしたものです。ネット上に、新品のゼクシオ7の画像がたくさん上がっているので、そちらと見比べてみてください。ステンレスとクロムメッキでは、色味が全然違うのです。ステンレスは少し赤味があり、鈍い光り方をするのと対照的に、クロムは青みがかった色味で、鋭い光り方をしています。

フェース面はサンドブラストを打ち付けて荒らしているので回りとは色が違います。

こういったチタンフェースモデル以外の、ステンレスクラブに対しても、軟鉄鍛造アイアンと同じ見た目を好んで、クロム系のメッキをご要望されるお客様はたくさんいらっしゃいます。

  • 飛び系クラブを使いたいけど、競技系クラブのフィーリングが欲しい。
  • 同じゼクシオでも違った雰囲気のメッキにしたい。
  • ステンレスやチタンの色がちょっとダサい。

今後の展開は随時ホームページやInstagram上で発信していきます。


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