ゴルフメッキ工房 ブログ

アルファメックによるゴルフメッキ工房ブログです。
ゴルフメッキ工房では、オリジナルゴルフヘッドの製作を主な業務として営業しています。
カスタムヘッド製作やゴルフのことなどを現場から発信していきます。

早起きパターマット練習

コロナ禍で自粛生活を送る最中、私は考えました。

「これは、世の中にとっても自分にとっても変革期になるから、機会ととらえて動くしかない。」

早朝に、パターマット練習を20分以上することを日課にしました。

パターマット練習はとにかく単調なので飽きが早く来るのでなかなか今まで分かっていても続きませんでしたが、ある工夫をして3日坊主を克服することが出来ました。

2メートルアプローチ

知り合いでアプローチが上手な方にラウンド中どうすれば上手くなれるか聞いた所こんなアドバイスを頂きました。

「毎日パット練習する人はいてるけど、パターマットでアプローチ練習する人は少ないと思うねん。僕は毎晩それをちょっとだけ取り入れてやってるねん。」

お恥ずかしい話、自分が一番苦手なのが短い距離の寄せで、とにかくリーディングエッジでボールをこつーんと当ててトップしてしまうことが多いんです。せっかくティーショットもセカンドショットも順調に打てているのに台無しにするのがショートゲームだったので、これはやるしかないと思い、アプローチウェッジでの早朝練習を始めました。

驚くほど入らない

始めて3日間は、距離感が全く掴めないというか、家の中でやっているので慎重になり過ぎて全く転がらないか、ちょっとでも力を入れたら部屋の壁にボールが当たる程強く飛ばしてしまい、何をやったら上手く行くか分からないので色んな方法を試行錯誤することが続きました。

たまに上手くいくのですが、3球、4球、5球と続けて入ることはまず無くて、ストレスが溜まっていく始末でした。

まず問題が、テイクバックの大きさで、テイクバックを大きくすると手元で調整しなければいけないからミスが増えるという記事があれば、逆にインパクトの強さ、つまり手元の調整で距離を変えるという記事もあって、結局のところ身体に染み込むほど練習して体得した人が、後から人に説明する時に自分の感覚を話しているだけで、参考にはなっても自分に合うかは分からないなと感じました。

ということで、ひたすら連続で入る方法を研究して毎朝続けました。

2メートルで色んな事が分かる

2メートルの中でゴルフボールが転がるのが約1メートルで、同じ強さでも回転によって届いたり届かなかったりすることに気付きました。また、ロストボールを使っているのでボールによっても転がり方が若干違う事にも気づきました。

打ち出した瞬間の手ごたえで、右に出るか左に出るかも感じられるようになりました。これが距離が伸びた時に大きな差となって出てくるのだなと理解することが出来ました。

あと、難しいのですが、なるべくボールを転がすのではなく飛ばして行った方がカップに入る確率が高いです。原因は推測にしか過ぎないのですが、転がる距離が短い分、推進力が損なわれたりマットの影響を受けないからだと考えています。

ビックリするぐらいパターが上手くなった

後から気付いたことなのですが、パターマット上だけの話ですが、パターが驚くほど上手になった気がします。

パターマットの上なので左右に外すことは今までも殆どなかったのですが、ショートしたりオーバーしたりすることが結構あってその原因が何なのか分かっていませんでした。

今回2メートルアプローチを練習し始めて、腕の送り方が安定して、常に同じ軌道で同じ力加減で打てているような気がしています。動画を観ると左右に結構ブレていますが、これも毎日練習したら変わっていくかなと期待しています。

コロナで生活習慣が変わったことを前向きにとらえて、今後も頑張っていきたいです。