メッキ剥離前に研磨をしないでください

本ブログでは、ゴルフメッキ工房へのリペア依頼、カスタム依頼についてお客様に”メッキ剥離前の修正研磨をご自身でやらないでください”というお願いと、その理由を写真付きで解説させて頂きたいと思います。

メッキ剥離前の研磨

お客様が弊社にご依頼前に、気になる小傷などをお手持ちの設備で除去してから製品(アイアン・ウェッジ・パター)を送ってきてくださるケースがよくあります。

この場合、残念ながらその研磨は無駄な作業になってしまいます。

なぜならば、メッキ皮膜の上からいくら綺麗に磨いたとしても、下地は全く綺麗になっていないからです。

また、ウェッジのソール部分などメッキが剥がれてしまっている部分とそうでない部分が混在する面では、鉄素地は綺麗に傷が取れていても、メッキ皮膜が残っている部分を剥がしてみると傷が残ってメッキがあった部分と無かった部分で段差が出来てしまいます。

写真で実例紹介

下の2枚の写真を比較して頂くと一目瞭然かと思いますが、入荷時かなり丁寧に傷取りの修正研磨をして来ていただいた製品ですが、メッキ皮膜を剥がすと磨けている部分とそうでない部分がくっきりと分かれてしまうことが見て取れると思います。

決定的な点として、バックフェイスに下地にサンドブラスト処理の痕があり、その上からメッキが処理と研磨がされていた部分が、メッキを剥がすことで顔を出しているということが分かると思います。

安心して任せて頂きたいのですが

もちろん安心して弊社に修正研磨を任せて頂きたいのですが、自身の手で傷取りをしたいというお客様もいらっしゃいます。

そんなお客様のために、メッキ剥離処理だけ行い、一旦製品をお返しするという対応はやっております。

残念ながら送料は二重にかかってしまいますが、納得いく仕上がりを求められるお客様には、このように我々で出来ることと出来ないことの線引きをして対応させて頂いております。

塗装にも注意が必要です

他のお客様であった事例ですが、完璧に研磨でメッキ皮膜を剥がしてきてくださったというお客様も、刻印部分に入った塗料とメッキ皮膜の除去が出来ていらっしゃいませんでした。

非常に丁寧に研磨されてきておりましたが、残念ながら弊社での色剥離とメッキ剥離をどちらも行い、場合によってはサンドブラスト処理にて塗料の残りを吹き飛ばすことも行うため、研磨作業が無駄になってしまいました。

いずれにせよ、メッキが付いたものは触らずにそのままの状態でお預け頂ければ幸いでございます。

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