錆びたアイアンはどのぐらい綺麗になる!?

今年関西では梅雨入りが5月で、7月上旬に入りまだ続くかといった空模様です。メッキ屋として困るのはこの湿度で鉄が錆びてしまうこと。酸洗いという手法でこの錆を除去するのですが、錆の程度によっては穴が広がってしまうこともあり、表面がデコボコの状態になってしまうのです。

アイアンやウェッジも、リペアに出す時こんな状態で綺麗になるのかなと思われるかと思いますが、その程度や場所によって可能かどうかの分かれ目があるので、このブログではその点についてご説明させて頂きます。

ブレードタイプのバックフェイスは問題なく可能

下の2枚の写真を見比べて頂ければ分かるように、このぐらいボロボロの赤錆びでも研磨出来るので綺麗に仕上げることが出来ます。工程としては、色剥がし、メッキ剥離、研磨、再メッキです。

フェイス面は注意が必要

弊社ではフェイス面に研磨を入れることは致しません。理由は、平面度が損なわれると打球が真っすぐ飛ばなくなる可能性があるためです。そのため、サンドブラストをかけて小傷を取る程度になるため、このように拡大して見るとぷつぷつと小さな穴が無数にあるように見えます。ただ、錆は無くメッキが為されているため傷付きにくい状態ではあります。

研磨が当たらなければバックフェイス側も同じ

下の写真の様なピン型のパターが特にそうですが、バフ研磨が当てられない場所は錆の痕がどうしても残ってしまいます。ですので、ソールはピカピカなのにバックフェイスはデコボコで仕上がる可能性があります。

錆びたクラブのリペアは出来るだけ早めがおススメです

錆びの進行は、取り込まれた酸素量、湿度、pH、温度などに依存します。酸素量は時間の経過とともに増えて行きますので、もし進行を止めたいのであれば、一刻も早い処置が必要となります。

ご注文
お問い合わせ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。