ゴルフメッキ工房 ブログ
アルファメックによるゴルフメッキ工房ブログです。
ゴルフメッキ工房では、オリジナルゴルフヘッドの製作を主な業務として営業しています。
カスタムヘッド製作やゴルフのことなどを現場から発信していきます。
クローズとキャンセル
2023年8月15日近畿地方を直撃した台風7号により被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。大変なご苦労、気苦労があったかと思います。今後も地盤のゆるみ等による二次災害の可能性がございますので、どうかお気を付けください。
奇しくもちょうどその8月15日に京阪神圏のゴルフ場に予約を入れていたのですが、ここまでジャストミートも無いだろうと言うぐらいそのゴルフ場の天気予報は午前中から暴風雨の予報で、一週間ピクリとも変化することはありませんでした。
台風でもクローズ判断は直前
予約してくれた同伴者が前もってゴルフ場へ確認を入れたところ、ネットで検索して出てくる通りの回答でした。
- ゴルフ場のクローズ判断は当日の朝コース管理責任者が行う
- 予約時間の早い方から順番に電話連絡を入れる
- 前日までのキャンセルの場合は通常のキャンセル扱いとなる
ゴルフは大雨でもコースが水没していたり雷が落ちない限りプレー出来るので、もちろんそれは重々承知していました。台風でも条件は同じです。
スタート時間が6時台だったので、コース到着までにクローズのお知らせを受け取ることはないだろうということで、台風の進路がそれることだけを祈って何日間か過ごしました。
前日の朝
天気予報を見ると、台風7号の進路は大阪のやや西側を通るルートでほぼ確定しており、ゴルフ場の天気予報も暴風雨。
意を決してゴルフ場へ連絡を取ってみることにしました。
私「明日予約している野村です。ゴルフ場のクローズ規定について理解はしているのですが、本当に今の時点でクローズ判断に至っていませんか?」
ゴルフ場スタッフの方「はい。当日の朝、コース管理責任者がプレー不可と判断した場合にはスタート時間の早い方からご連絡を差し上げることになっています。」
私「やっぱりそうですよね。ただ、JRもほとんど計画運休になっていて、当日の道路状況は分かりませんが、行ってみないとキャンセルか分からないと言われるのはちょっと酷だと思うんですが・・・。」
ゴ「当ゴルフ場の規程で決まっておりまして、そこはご納得頂くしかないです。」
私「ちなみに今キャンセルしたらどうなるんですか?」
ゴ「既定のキャンセルフィーを後日郵送で予約者の方に請求させて頂く形になります。それか、この天候ですので8月いっぱいから9月8日まで期間を延ばしての予約変更でしたらキャンセル料が掛からないです。」
私「なるほど。キャンセル料がホームページで確認させて頂いたら○○○○円だったので、それで検討させて頂きます。ご対応ありがとうございました。」
その後
そのやり取りを予約してくれた同伴者に伝えて、キャンセルしようということになりました。そこからさらにしばらく経って、ゴルフ場の方から翌日15日のクローズを決定したのでキャンセル料は掛からずに予約取り消しになるという連絡が入ったということで無事キャンセル料が掛からない状況でのキャンセル成立となりました。
私個人的な感想ですが、このゴルフ場の判断、尊重します。そして、出来れば次に同じメンバーで予約を取って行きたいと思います。商売をしていて、自分たちに非が無い不可抗力での失注というのはなるべく避けたい気持ちがあり、それが痛いほど分かるからです。
過去に、某キャリアの携帯ショップが、亡くなった家族の回線を切りたいと申し入れられたところ、その受付は出来ないと対応したことがネットで炎上し、某キャリアと販売店との間で回線契約が減ることに対するペナルティがあることなど闇の部分が明るみに出たことがありました。
確かに理屈から言えば、天候を予測して予約した側の責任ではありますが、こういった特異な事例への対応が、顧客に対する姿勢として後から評価へ繋がると考えることも大切だなと思い知らされました。
次回絶対行きます。