ブラックボロンの弱点

弊社ラインナップで大変人気があるブラックボロンの弱点についてしっかりとご説明しなければならないと感じ、ブログに書くことにいたしました。

バンカーショットで黒い皮膜が剥がれてしまう

以前、練習場で500球ショットの耐久試験を行い、見事に耐えきってくれたブラックボロンでしたが、サンドウェッジをバンカーで使用すると黒い皮膜が剥がれてしまうという事例が前々から報告されていました。これは紛れもない事実で、下の写真は弊社スタッフが20回バンカーショットを行ったものです。ソールが綺麗に剥き出しになっているのがご確認頂けるかと思います。

ブラックボロン・黒い皮膜の正体について

ブラックボロンは、弊社が呼び始めた愛称で、本名は黒色無電解ニッケルメッキと言います。弊社でゴルフクラブにブラックボロン処理をする際、素材上にダブルニッケルメッキを密着させた後、つや消しであればサンドブラスト処理を行い、その後無電解ニッケルメッキを密着させ、最後にその皮膜を黒染めします。黒染めされた皮膜の膜厚は約2μm(2/1000mm)程度で、処理後に熱処理を加えて強度を高めます。

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ブラックボロンの黒色化工程から上がる瞬間です。シミ、ムラ、スポットあれば全てを一からやり直さなければいけない緊張の瞬間!! #アルファメック #ゴルフメッキ工房 #ゴルフ #メッキ #リペア #ゲンバ男子 #ゴルファー #修理 #SDGs #東成区 #大阪 #osaka #golf #ブラックボロン #アルファメック #ゴルフメッキ工房 #ゴルフ #メッキ #リペア #ゲンバ男子 #ゴルファー #修理 #SDGs #東成区 #大阪 #osaka #golf  #ブラックボロン

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黒い皮膜の下はどうなっているのか

では、黒い皮膜が剥がれてしまったらその下はどうなっているのかという疑問が残ります。疑問は解決しなければ前に進まないので、弊社の設備で調べてみました。蛍光X線分析装置と呼ばれる、X線照射で跳ね返り時間から設定した元素がどれだけの量存在するか測定する装置がございます。ここで、検量線分析を行い、黒い皮膜が剥がれたその下にどの元素があるか調査しました。下の画像の通りですが、Ni、Cu、Fe、Pdなどがしっかりと存在しており、下地メッキが剥がれていないことが確認出来ました。

ブラックボロンの特徴

ブラックボロンの特徴は何と言っても光を反射しないという点です。下の写真は少し型が違いますが、同じメーカーのウェッジを太陽光の下で構えた時です。フェイス面の角度を同じに調整していますが、これだけでご理解頂けるかと思います。構えた時に、まぶしくないどころか、溝まで見えるぐらい光が反射して来ません。

最もおススメしたいのはパター

私が4年間使用しているパターの写真を下に掲載します。サイトライン(フランジライン)を白色で入れると本当に際立って見えるんです。学校の黒板に一番映えるのは白色のチョークでした。黒板と言いながら深緑色だったのですが、グリーンも緑、その上に黒と白の組み合せで目立たないわけないですよね。ライン出しに最適な仕様はブラックボロン+白色サイトラインで決まりです。

まとめ

  • ブラックボロンはバンカーショットで剥げてしまいます
  • ブラックボロンはニッケルの黒染めとして認識してください
  • 太陽光の反射を抑える性能はピカイチです
  • ブラックボロン仕様のパターに白いサイトラインが最強仕様です


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