ゴルフメッキ工房 ブログ
アルファメックによるゴルフメッキ工房ブログです。
ゴルフメッキ工房では、オリジナルゴルフヘッドの製作を主な業務として営業しています。
カスタムヘッド製作やゴルフのことなどを現場から発信していきます。
リシャフトなどの工房メニュー
先日知人から依頼されたグリップ交換を提携しているゴルフ工房へ持ち込んできました。ツルツルのグリップを交換し、飛距離が3%以上伸びたと大喜びされました。
さて弊社のゴルフヘッドのリペア・カスタムサービスは、”基本的に”リシャフトはお客様にてお願いをしておりますが、個人のお客様(アマチュアゴルファー)向け『工房メニュー』としてお受けしております。こちらは料金表にも掲載しております。リシャフトをお受けするに至った経緯と、出来ること、出来ないことについてもご説明させて頂きたいと思います。
リシャフトを断ってきた理由
リシャフトは、ゴルフヘッドからシャフトを外してもう一度組付ける工程のことを言います。ゴルフショップでクラフトマンに依頼して行うか、設備があればアマチュアの方でも行うことが出来ます。リシャフトを行う上で重要なことは、バランスを保つことと、挿された向きを元に戻すことと、シャフトの破損などエラーを見抜くことです。また、場合によっては新しいシャフトと交換することもあります。
弊社には昔ゴルフ専門のクラフトマンがいた時代がありましたが、今はクラフトマン不在のため、お客様が満足いく水準でリシャフト出来るレベルにないと判断してお断りをしてきました。
またもう一つ、弊社のお客様にリシャフトを始めとする工房サービスを得意とするゴルフショップが多いというのが大きな理由になります。こちらの工房サービスを弊社で始めるかどうかを社内で議論した際、お客様とライバル関係になってしまうではないかという意見が出ました。
「やって怒られたら止めよう」
専務である私の独断で、社内の反対を押し切り工房メニューを始めることになりました。
リシャフトを行うには、バランサー、ゴルフクラブバイスクランプ、接着剤、ベルト研磨機などなど色んな道具が必要であり、さらにノウハウもなければできません。失敗すればクラブを破損させてしまったり、スイング中に抜けて飛んでいくこともあります。
こういったことが個人的に出来ない、ゴルフショップへも最低2回足を運ぶことが出来ない方に対して、工房メニューがあれば助けになるのではないか、そうすればもう少しリペア・カスタムサービスに触れてもらえるチャンスが出来るのでは、というのがこのサービスを始めた理由です。
サブタイトルに書いた通り、もしこのサービスを我々が行ってゴルフショップのお客様方からクレームがあれば、止めよう、という実験的なシナリオも描いたうえで社内の反対意見を抑え込みました。
他に何か出来ないか
明確にサービス化しているわけではありませんが、ご依頼があればシャフトの新規購入からのリシャフト、グリップ交換、特殊ではない色入れなどは個別に対応しております。
残念ながら、バックフェイスのバッジや、インサートなどの取り外しに関しては初物での取り扱い時の失敗を補償出来かねるため、対応できかねます。ご了承ください。
5年半で延べ2000人以上の方からご注文頂きました
今データ入力されたものを見て驚いたのですが、2019年から開始した個人向けのリペア・カスタムサービスでは延べ2000人以上の方からご注文を頂いておりました。本当にありがとうございます。
もちろん、ゴルフショップのお客様を経由した案件もそれ以上に沢山お受けしておりますが、改めて数字にすると驚きを隠せません。
これからもまだまだ取り扱い数量を増やしていきたいので、是非とも何なりとご相談ください。
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